Mlily’s blog

心を言葉にすると、軽くなるよ。

私の兄弟、愛犬が亡くなった。

すっ、と彼は去って行った。

雪の降る日で、いつも通りお世話して、母さんとお世話して、

口が動いているのを私が見て、それが最後だった。

彼とは4歳からの仲で、庭で私がレジャーシートを広げると、駆け寄って乗ってきたのをよく覚えている。一緒に寝っ転がって、日向ぼっこしたね。

小学1年生、犬小屋の上に飛び乗るのを友達に自慢したのも覚えている。

たわしが好きで、よく脱走してたこともあった。

でも、中学生になってからはほとんど相手をすることがなくなって、

大学生になってから時々母さんとの散歩したり、夜鳴きを慰めたね。

いつも玄関にいる優しい男の子だった。

そんな家族が旅立ってしまった。

姉は2人が世話してくれた時を選んで逝ってくれたんだねと言った。

そうだね、側でお別れできたんだね。

もっと抱きしめればよかったな。

でももうあとは君を見送るだけなんだね。

ありがとう。あなたのおかげで、私がいるよ。

どうか、安らかに。

 

17:10